職業形態の変遷

今日は雇用とか職種についてちょっとマジメな話を・・・w

最近、「正社員」雇用の比率が減少している状態が続いています。
(この状況のせいで、年金問題が取り沙汰されるわけでもありますが・・・)
これまで日本人が従事していた職種の一部に大きな変化が現れたわけで、とりわけ外食産業の単純作業・・・ウエイターなどのお仕事・・・は9割が非正社員になっています。
また、製造業も同様に単純作業は非正社員化がかなり進行しているようです。

この2業種がこれほどまでに非正社員化を進めている原因は「コスト」の問題なわけで、とりわけ正社員であると色々と諸手当や解雇がうかつに出来ない(解雇したらある程度の補償が必要)という部分で人件費が拡大してしまうわけなんですね。
だから、生産状況によっては人数のやり繰りが必須な外食・製造系では非正社員化が進んでいるというわけです。
・・・とまぁ、ここまでは現状分析。
より重要なのは「正社員になるためには?」という部分だと思います。
上に述べた非正社員化が進んでいる業種では正社員になるのは難しいと言われています。特に単純労働に従事する場合は、正社員契約をしないケースが増えており・・・と言うか契約社員やパート契約・・・ひどい場合は月30時間以内に制約して厚生年金負担をしないようにしている場合もあります。
まぁこの辺は労働基準法を多少かじると仕掛けが見えるわけなんですけどねw

そういう法規類は「馬鹿だからわからない」あるいは「知らない」と理解しない若い人が多いのもまた事実です。
でも、、、別に労働活動家になれと言ってるわけじゃないんですけどねぇw
知っておいた方が自分がやってる仕事orやりたい仕事における色んなケースに対処出来るのは間違いないんですよねぇ・・・
つまり、「応用の利く知識」なんですよね。。

自分も大学の講義でかじる前はさっぱりでしたけど、かみ砕いて色々と勉強するにつれて段々重要性に気づいたわけで・・・まぁ、機会があったら労働基準法とかをかじってみることをお勧めします(素

ちなみに、、、就職活動の状況を見てると
単純作業はかなり冷遇されてますな(汗
日本人に対して、って意味ですよw外国人労働者とかはともかく日本人はコスト高いんだなーって実感出来ます。
例外をあげるとすれば、専門的な技術を持つ技術・技能職(これは単純とはいえないですけどね)の従事者かな。
「あの人しか出来ない」テクニックを持つことが製造業界で長生きする秘訣なんでしょうね・・・